わたしの友人のナンプラー宅に招かれた。この友人、名前からも分かるとおり、いつでもマイナンプラーを持ち歩き、何にでも振り掛けるところからついたあだ名。タイ大好き、タイ料理大好き人間である。もちろん味の方も本格派。今回はご本人のレシピ付きでご紹介します。
1、カイサッヤサイ
にんにく、ブリッキーヌー、バイマックルー、タマネギのみじん切り、鶏のミンチをナンプラーやシーズニングソースとかで味付けして、オムレツに。チリソースが合う。
アペリティフとしては最適ですね。タイ料理のアントレ(入り口)という感じです。
マリアージュワインは、軽い白、シンハー(タイビール)。
2、ペコロス&トマト
器にオイルを敷いて並べて、ナンプラー&マナオをまわしかけてオーブンで焼いただけ。
ブロッコリーとかあってもいいですね~
トマトも、ペコロスも焼くと甘みが出る。こういうシンプル味も時にはいいですね。
マリアージュワインは、白、シンハー。
3、ヤムウンセン
春雨、きくらげ、きゅうり、赤ピーマン、赤タマネギにバイマックルー、レモングラス、ブリッキーヌー、パクチーの茎、それぞれのみじん切りを混ぜる。
冷蔵庫で冷やして、食べる前に塩と白ワインで茹でた芝えびとミニトマトを混ぜる。ドレッシングはスイートチリソース、ナンプラー、マナオ。
タイ料理の定番。タイ料理店ではわたしは必ず食べます。パクチーが必需品です。
マリアージュワインは、白、セパージュはシャルドネ。
4、あさりのスパイシー蒸し
たっぷりのニンニク、ブリッキーヌーを炒めて香り出し、鶏ガラスープ、ヤムウンセンの芝えびのゆで汁、チリインオイル、ナンプラー、あさりを入れてフタをして蒸し焼き、パクチーのみじん切りをちらす。(スイートバジルを入れ忘れました)
辛さがたまらない・・・。プリッキーヌーがうー、辛い。
マリアージュワインは、甘い白、シンハー。
5、冷製トムヤムクン
鶏ガラスープ、えびの殻、レモングラス、バイマックルー、カー、パクチーの根、ブリッキーヌーで煮込む。
チリインオイル、ナンプラーで味付け、冷製なので濃いめに。具を取り出し、細かく切ったバイマックルー、レモングラス、フクロタケ、湯むきミニトマト、エビを入れて煮込む。冷蔵庫で冷やす。冷えたらマナオを加える。
夏だから、冷製スープにしたらどうかといって、作ってもらいましたが、これ、いけますよ。冷蔵庫ではなく、冷凍庫に入れて食べる前に冷蔵庫に移し、シャーベット状にすればもっといいかも。
マリアージュワインは、フローズンマルガリータ。
6、鶏のバジル炒め
鶏モモはブロックに切って紹興酒と砂糖をもみ込んでおく。ニンニク、ブリッキーヌーを炒めて、鶏モモ、紹興酒で炒め、火が通ったらオイスターソースとナンプラーで味付け火を止める前にホーリーバジルの葉を加える。
ご飯に乗せて食べたら、タイ風親子丼という感じでした。
マリアージュワインは、シンハー。
7、さんまのレッドカレー
さんまは頭と内蔵をとって洗ったら、塩少々、ターメリック、クミンシードをふりかけておき、グリルする。3尾のうち1尾の身をほぐして、残りは6つに切って大きな骨を除く。
レッドカレーペーストを弱火で炒めて、ココナッツミルクの塊の方を加えてくつくつしてきたら、ほぐしたさんま、しめじ、タケノコ(忘れました)、残りのココナッツミルク、細かく刻んだバイマックルーを加えて煮込む。
残りのさんまを加えて味を整えて、最後にパプリカ、とタイのスイートバジル。
サバのカレーのはずだったのだが、サンマが旬だったので作ったということでしたが、なかなかのものでした。ソーメンで食べると、おー、異国の味だ。(笑)
マリアージュワインは、白、軽い赤。
8、ナシのソルべ
これはわたしのお土産。
ナシをおろしがねでおろし、白ワイン、ウォッカ、グラニュー糖を加えてミキサーに掛け、冷凍庫に。食べる前に冷蔵庫に移し、柔らかくなったらスプーンで取り分け、シナモンを振りかけて食べる。簡単にできて旨いよ。
マリアージュワインは、ウォッカ。