1、おせち1
取り寄せでおせちを買ってみた。ミニおせちではあるが、一人では十分すぎる量である。
なんとこんな小さな箱の中に24種類もの食べ物が詰め込んである。
箱庭の文化はこんなところにも生きていて、これはもう、食べ物の玉手箱である。
マリアージュワインは、日本酒、シャンパン。
2、おせち2
ところが、カヴァを飲みながらつまんでいたら、近所の友人が遊びに来て、あっという間にきれいさっぱりなくなってしまった・・・・。
3、おせち3
そこで、賄いおせちを作ることにした。見たことがあるものばかりである。
24種類はないけれど、10種類の食べ物を盛り付けてみた。
上の段左から、紅白かまぼこ、マグレ・ド・カナールの山椒焼き、いかなごの釘煮、黒豆のブランディー漬け、シイタケのそばつゆ煮、牛肉としらたきの時雨煮。
下の段左から、茹でキャベツの塩・白ワイン漬け、ウズラの空揚げ風グリエ、イセエビのシャンパン蒸し、玉子焼き。仕切りに使っているのはバジル。
玉子焼きは、玉子4つに酒、みりん、塩、シナモン少々を入れてよくかき混ぜて焼くだけ。しかし、これが実は一番手間がかかっていて技術的にも難易度が高い(うまく巻けない)。でも旨い。
マリアージュワインは、シャンパン。それもロゼなんかどうでしょう。
4、雑煮
いろんな雑煮を食ってきたけれど、わたしはこれが一番好き。
出汁は、昆布とカツオで取って、シイタケの戻し汁を加え、塩、酒、みりんで味を調える。
餅は、焼餅。出汁に入れたとき、ちゅんと音を立て、香ばしい香りが立ち上る。角が立つので本当は丸餅がいいのだが、臼でついた丸餅を売ってないので仕方なく角餅。
具は、本当はふだん草がいいのだが売ってないので、小松菜。水菜、三つ葉でもいい。写真は鴨だが、かまぼこでもいい。出来れば鱧蒲鉾。忘れてはいけないのは針切りした柚子。
酒を飲み、しこたま旨いものを食った後は、こういうさっぱりしたものがいい。
具がごちゃごちゃ入っていたり、溶けてしまった餅が味噌汁に入っていたり、餅にあんこが入っていたりするのはご勘弁。ただし、京都の白味噌仕立ては別物。
マリアージュワインは、酒。白ワインも可。
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