Thursday 30 April 2009

今日のメニュー #23-2

4、高菜のおにぎり









高菜の茎の部分を刻んで中にいれ、葉の部分で巻く。それだけでとっても旨いおにぎりが出来上がる。 米は魚沼コシヒカリ、といで30分置いて酒を少し入れて炊く。今回は、木の芽を築地で買ったのだが、余りの量の多さと安さでびっくり。これも刻んで混ぜ込んだ。う、旨い。こういうシンプルなものが旨いね。 マリアージュワインは、冷たい日本酒。または、緑茶。 



5、ハマグリの吸い物

   







ハマグリを茹でる。茹で汁とは別に昆布だしを作り茹で汁と昆布だしを半々にして酒と塩で味を調え、木の芽をたっぷり乗せて。 これまた身がぷりぷりしていて旨い。木の芽とハマグリ、相性がいい。旨いね、本当に。(笑) マリアージュワインは、日本酒、白ワイン。 



6、ふわふわメレンゲの巣ごもり









イチゴ、ブドウ、パパイアを白ワイン、砂糖、ラム、マデラ酒、シナモンを加えてコトコト煮汁が少なくなるまで煮てフルーツコンフィを作る。 この上に、メレンゲを掛けて巣ごもりにし、トッピングにミントを乗せる。 メレンゲは、卵の白身、生クリーム、砂糖、ラムをボールに入れて氷水につけてホイップするのだが、氷を買うのを忘れていたのでかき混ぜるのが面倒くさくなって途中でやめてしまい、ふわふわ度が足りなかった・・・。だが、味は良かった。(笑)これまた、う~~ん、旨い。 マリアージュワインは、ラム、シェリー。

Sunday 26 April 2009

今日のメニュー #23-1

今回は魚で行くことにした。魚と言えば築地。よって、朝から築地に仕入れに行って間違いのない材料で本気で作った。その割には・・・。 


1、エビのサラダ山葵和え

   







エビは甘エビを使った。卵を持っていたのでそれも一緒にサラダに入れた。 甘エビを白ワインと塩で超軽めに茹でる。皮を剥いたエビ、アボカド、セロリの葉などにクレイジーソルトを振り掛け、すりおろした山葵に白ワイン、塩を加えたソースで和える。 最後にライムを軽く絞って。素材がいいとやっぱり旨いね。 マリアージュワインは、シャンパン、白。 



2、イワシのオリーブオイル煮

   







まず、塩、黒胡椒をして軽く焼く。こうすると煮崩れしにくい。 これを、ローリエを敷いた鍋にオリーブオイルを浸し、鷹の爪を入れて煮る。(好みでニンニクを入れてもいい)弱火でコトコト1時間くらい。こうすると、骨が柔らかくなって、頭から尻尾まですべて食べられる。 単純な料理だが、これ、本当に旨い食い方だと思う。 マリアージュワインは、シャンパン、白、ロゼ、軽い赤。 



3、カツオのグリエ、バルサミコソースブルーチーズ添え

   







カツオの半身に塩、黒胡椒をしてしばらく置き、ローズマリーとオリーブオイルを敷いて30分グリエした。(これは長すぎたようで身が硬くなってしまった。グリエでなく、オーブンで200度15分くらいがいいのではないかと思う) ソースは、バルサミコにマデラ酒、ホールのブラックペッパーを加え煮詰めて作った。これにブルーチーズを添えて。 マリアージュワインは、甘い白、軽い赤、シェリー。

Sunday 12 April 2009

今日のメニュー #22-2

4、ハンバーガー









生肉を刻んで塩、黒胡椒、玉ねぎのみじん切り、卵の黄身、ポルトを加えてこねる。こねることによって粘り気が出てくる。今回は、馬肉で作ってみた。 これをこのまま食べるのがタルタルステーキであリ、ユッケである。ハンバーガーはドイツのハンブルグ式食い方で、タルタルステーキを焼いたものである。タルタルステーキはモンゴル式食い方。基本は生なのである。 よって、焼くときも中まで火を通さない。肉汁が出てくるくらいが旨い。今回は、マデラ酒で最後にフランベして、それをそのままソースにした。 付け合わせは定番(?)のキャベツの塩・白ワイン茹で。粒マスタードを付けて。 マリアージュワインは赤。 



5、キャラウェイシード入りチーズケーキ

   







チーズケーキにキャラウェイを入れると不思議な味わい。クリームチーズ1個、バター1/2個、卵1個、バニラヨーグルト3個、小麦粉少々、キャラウェイシード少々、マデラ酒少々を良くかき混ぜてバターをたっぷり塗った型に入れてオーブンで180度30分焼くだけで美味しいケーキが焼きあがる。 余熱を取って型から抜いて冷蔵庫で冷やして食べる。 マリアージュワインはアルマニャック、コニャック、ポルト。

Friday 3 April 2009

今日のメニュー #22-1

今回も賄い編です。しばらく長期ロケの立会いをしていて無性に旨いものが食いたくなったので自分で作ることにしました。 


1、生ハムサラダ

  







生ハム、マッシュルーム、バジルの残り物があったので刻んでクレイジーソルトを振り掛け、オリーブオイルで軽く和えた。 それが残り物かよって?だってそうなんだからしょうがないでしょ。 マリアージュワインは、シャンパン、白。 



2、ポークリブのグリエ

   







ポークリブが冷凍庫にあったので、シャンブレし、塩、白胡椒、オレガノ、ローズマリーなどをすり込みオリーブオイルを垂らして200度30分ほどグリルした。 付け合せは、残り物のキュウリをスライスして、辛子マヨネーズで和えた物。 これぐらい食うと、あー、食った食ったという感じになる。 マリアージュワインは、ボルドーの白。 



 3、テンダーロインステーキフォアグラ乗せペリゴールソース掛け 









豚が続いたので牛が食いたくなる。テンダーロインとフォアグラが冷蔵庫に残っていたので、シャンブレして塩、黒胡椒をまぶして無塩バターで軽くソテーし、フォアグラも軽くソテーしてマデラ酒でフランベしてトッピングに。 ソースは、黒トリュフをたっぷり入れたペリゴールソース。 付け合わせは、キャベツを白ワインと塩で茹でたもの。旨いものは体に悪いと言うけれど、たまにはいいでしょう。 マリアージュワインは、赤。

Tuesday 24 March 2009

今日のメニュー #21-2

4、子牛のリブのグリエ

          







カットレットにしようと思っていたのだが、肉を見たお客がそのままグリルした方がいいというので予定を変更した。これは、羊も豚も同じだが、ミルクを飲んでいる時期の子牛は、牛肉独特の臭みがなくてどう料理しても旨い。この時期の子牛にある臓器がリ・ド・ヴォーである。 リブに塩、黒胡椒をしてしばらく置いてなじませ、オリーブオイルを塗って200度40分程度グリルするだけ。 付け合せは、シャトー切りしたニンジン、ブロッコリー、インゲン、キャベツを白ワインと塩で軽く茹でたもの。ソースは、作り置きしてあったペリゴールソースのジュレ。 マリアージュワインは、軽い赤。 



5、パパイアのソルベ

   







パパイアの皮を剥き、白ワイン、メープルシロップ、ラム、ゼラチンを加えてミキサーし、一晩冷凍庫に入れて固める。 ソースは、パパイアと生クリーム、ラムを加えてミキサーしただけ。溶けかけのシャリシャリした触感がいい。 マリアージュワインは、シェリー、ブルゴーニュの白。

Sunday 8 March 2009

今日のメニュー #21-1

1、イカのサワーサラダ









イカを白ワインと塩を加えて超軽茹でする。これだけがこのサラダの大事なポイント。今回使ったのはスルメイカ1杯。(一杯使ったのではありません) 茹でたイカを切り開き、横に半分に切って縦切りする。足は、先を落として半分に切り、3色のパプリカも縦切りする。これで4色の同じ長さの素材がそろったことになる。イカに塩、白胡椒をし白ワインを振りかけてしばらくおき、臭みを取る。 バジル、ベビーリーフ、セロリの葉、クレソンなど好みの野菜を千切ってサラダボウルに入れ、塩少々、白胡椒を掛け、イカとパプリカをトッピングし、オリーブオイルを掛け、さらに1個分のライムを絞る。爽やかで旨いサラダガ出来上がる。好みのハーブを加えても可。 マリアージュワインは、シャンパン、キリリと冷えた酸味のある白。 



2、スープ・ド・ポアソン

   







魚のスープ。今回は茹で野菜を沢山使ったので、この茹で汁をスープにした。 浮き身はタラのクネル。(日本のはんぺんみたいなもの)タラのクネルは、皮をはがし、塩、白胡椒、白ワイン、生クリームを加えてミキサーに掛け、スプーンで形を整えて軽く茹でた。 大鍋に白ワインと塩を入れて野菜を茹で、最後にイカもこれで茹でた。さらに、浮き身にしたタラのクネルの皮も放り込んで茹で、これをシノアしたものにフュメ・ド・ポアソンを加え、ポルトと塩、白胡椒を加えて味を調整した。生クリームを少々、トッピングはバジル。 マリアージュワインは、ボルドー系の白、うんと軽い赤。 



3、鯛のポアレ

   







鯛に塩、白胡椒、白ワインを振りかけてしばらくおき、臭みを取る。 皮をパリッと焼くにはバターを使ったほうがいいのだが、今回はオリーブオイルで弱火でソテーして一旦皿に取っておき、食べる前にもう1度ソテーしてポアレにした。 菜の花を塩、白ワインで茹でたものを下に敷き、その上に鯛を乗せ、その上にオリーブオイル、塩、白胡椒でソテーした舞茸を乗せ、マスタード、粒マスタード、白ワイン、ポルト、オリーブオイル、マヨネーズで作ったソースを掛け、クミンシードをパラパラ。トッピングはチャービル。 ソースの黄色が菜の花が咲いたみたいできれい。菜の花の辛子マヨネーズ和えの本歌取り。 マリアージュワインは、軽い赤。

Sunday 1 March 2009

今日のメニュー #20-2

4、タラバ蟹のスパゲティ









タラバ蟹を白ワインと塩を入れて茹でる。この茹で汁でスパゲティーニ(#10)を茹でる。 茹でたスパゲティと蟹の茹で汁を少し加えてオリーブオイルでからめ、クレイジーソルトを振り掛けるだけ。トッピングはバジルを刻んだもの。 マリアージュワインは、白、シェリー。 



5、トマトのジュレ

   







イタリアントマトのホールに生クリームとポルト、塩、白胡椒を加えミキサーに掛けたソースの上にトマトのジュレを乗せ、ミントをあしらった。 ジュレは、同じトマトをミキサーに掛け、塩、白胡椒を加えゼラチンで固めたもの。要は同じ素材で出来ている。 洋服でいうと、レッドオンレッド的コーディネイト。わたしは結構こういうコーディネイトが好き。 マリアージュワインは、軽い赤、ポルト。